ボートレース尼崎の「日本財団会長杯争奪第49回オール兵庫王座決定戦」は4日目の12日、予選最終日に突入する。

 3日目(11日)連勝の高野哲史(32=兵庫)が得点率トップに立った一方、大きく得点率を下げてしまったのがV候補の一角・吉田俊彦(43=兵庫)だ。7月末に行われた当地GⅡ「モーターボート大賞」では出足型の8号機と組み、優出は逃した(準優3着)ものの開幕3連勝を飾るなど、パワーを誇示した。

 今節は伸び型の好調機・57号機を手にして「前回と足色は逆だけど、伸びるし上位級ある」と、2日目まで1、2着にまとめて手応えをつかんでいた。ところが、6、4号艇で迎えた3日目は5、6着と急ブレーキ。

「やっぱりエンジンは伸び型ですね。回転を上げると良くない。調整を戻します」と、伸びも出足も、と欲張った結果が大敗とあって準優勝負駆けの4日目は伸びを最大限に生かして臨む。