ボートレース徳山の「黒神杯争奪戦」は8日、予選最終日の4日目が終了。9日は10~12Rの準優勝戦をメインに5日目が行われる。柳生泰二(36=山口)が4日目連勝で予選トップ通過。2位・浜先真範(28=広島)、3位・武重雄介(37=山口)となり、それぞれ準優1号艇を手にした。

 準優1号艇トリオはいずれも強力だが、10Rで不気味な存在なのが4号艇の中田元泰(35=香川)だ。相棒の50号機は機率41%を誇る良機で「スリット付近がいいですね。回った感じも悪くない」と仕上がりには納得の表情を見せる。

 予選ラスト2走は1、5着としてやや順位を落とし、準優は4号艇となったものの「ちょうどいいところですね」と不敵な笑み。「スタートは風向きがどうなるかだけど練習してしっかりいく」と意欲を見せており、自慢のスタート力を発揮してカドから一気に内枠勢をのみ込む場面もありそうだ。