ボートレース浜名湖のプレミアムGI「第35回レディースチャンピオン」は6日、シリーズ3日目を終了。7日は準優勝戦へ進出するベスト18が決まる予選最終日の4日目を迎える。

 ここまでは遠藤エミ(33=滋賀)と守屋美穂(32=岡山)が得点率争いで1、2位を分け合い、圧倒的な強さでV戦線をリードしている。

 一方、一昨年の蒲郡第33回大会以来、2年ぶりの優勝が期待されていた大山千広(25=福岡)は現在、得点率30位に低迷。予選敗退が決定的(多数のFや事故が出た場合に勝ち上がるケースもある)となった。

 初日から4、3、5という航跡で迎えた3日目は1日早い勝負駆けとなり、大整備を施して臨戦したが、それでも3Rは見せ場なく6着に大敗。後半7Rこそ3着に粘ったが予選5走を未勝利で得点率3・80。4日目(5R)を勝っても4・83までにしかならないため、予選突破は絶望的だ。

「ターンの押しが弱いし、直線も守屋さんにだいぶやられた」と、機力不足を解消できず、大山の“夏”は終わった――。