ボートレース若松のGⅢ「マスターズリーグ第4戦マンスリーBOATRACE杯」が31日、開幕する。前検日の30日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。
Wエース機の14号を古沢信二(49=福岡)、38号を今村暢孝(56=福岡)がゲット。素性通り古沢が前検で一番時計、今村が2番目のタイムを叩き出した。
また、初日ドリーム戦の1号艇・今垣光太郎(51=福井)も近況好調の27号機に手応え十分だが、同3号艇で登場する林美憲(46=徳島)にも注目したい。
選考期間が31日までとなっているSG「第68回ダービー」(平和島で10月26日開幕)の選出基準となる勝率を残しており、2018年の第65回(蒲郡)以来となる出場が見えてきた。
「絶好調でした! ダービーはこの齢で、なかなか行けるもんじゃないしね。後輩の島村(隆幸、30=徳島)君にペラを教えてもらったのが大きい。ピット離れや行き足が仕上がるんですよ」と好調の要因を明かし、大舞台に向け気持ちも高ぶる。
近況も5月のからつ、6月の鳴門でVなど結果を残す。ただ「優勝戦1号艇で飛んだこともあるしね。もっと優勝できてもよかった」と満足はしていない。
今節手にした29号機は2連率38%の中堅機。特訓後は「普通だけど起こしに違和感があって、スタートが届かなかった」と調整は必要なようだが「今節も準優にいい枠で乗れるように頑張ります」と意気込んでおり、好走に期待したい。