ボートレース徳山の一般戦は30日、5日目が終了。31日は最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われる。

 注目の準優勝戦――。10Rは大平誉史明(52=大阪)が抜き、11Rは山本寛久(45=岡山)がまくり、12Rは三嶌誠司(53=香川)が逃げてそれぞれ制した。その結果、予選トップ通過だった三嶌が優勝戦のポールポジションを勝ち取った。

 その三嶌が〝今度こそ〟逃げる! というのも前回3月の当地一般戦でも優勝戦1号艇だったが、当時は落水失格をしており、今回はリベンジ戦となる。「前回は優勝戦で落水しているので、(今度は)しっかりゴールしたい」と静かに闘志を燃やしている。

「理想はインから先に回ることだけど、優勝戦はエンジンメンバーも揃っているしね」と謙虚。機力の仕上がりに関しては「連動性がいい。気持ち良くレースができる」と舟足に心配はない上に「スタートも勘と合っている」なら自慢のスタート力を武器に、3月の福岡一般戦以来となる、今年2度目の優勝をつかみ取るつもりだ。