ボートレースまるがめの「サッポロビールカップ2021」は29日に準優勝戦が行われ、30日(最終日)12Rの優勝戦に出場するベスト6が決定した。メンバーは以下の通り。

1号艇・平尾崇典(48=岡山)
2号艇・丸岡正典(41=大阪)
3号艇・永田啓二(36=福岡)
4号艇・谷村一哉(42=山口)
5号艇・大峯 豊(37=山口)
6号艇・吉村正明(41=山口)

 準優3番勝負はイン逃げ3連発で決着。この結果、予選を首位通過し準優11Rを制した平尾が優勝戦の絶好枠を獲得。通算84回目のVに王手をかけた。だが27号機の仕上がりについては「準優戦でも伸びられた。今節は舟足に劣等感がある。このままではダメなので、ペラを叩き変える」と気配はいまひとつ。他艇にも付け入るスキはありそうだ。

 そこで機力込みで狙ってみたいのが大峯だ。「今節の中でも準優勝戦が一番良かった。出足、伸びともに良くて上位。もう少し回転を上げてもいいかもしれないね」と仕上がりはいい。

 昨年は6Vを挙げたが今年はまだ優勝がない。それだけに、大一番のスタートについては「全速でいきたい」とヤル気は十分!

 停滞ムードを吹き飛ばすようなスタート攻勢に期待したい。