ボートレース下関のGⅢ「オールレディース ジュエルセブンカップ」は28日の4日目、予選を終了。29日の5日目、9~11Rで準優勝戦を行う。

 渡辺優美(28=福岡)が上位級の舟足を武器に予選を首位通過。「エンジンを信頼してスタートに集中するだけです」。勢いは断然で、このままVへ突っ走るか。2位の大山千広(25=福岡)は3日目から4連勝と好リズム。3位は近況好調な田口節子(40=岡山)で、この3人が準優1号艇を獲得した。

 準優3番勝負は、いずれも気配のいい好枠勢が人気を集めそう。そこで狙ってみたいのが11R、4号艇で登場する松瀬弘美(51=静岡)だ。

 今節の相棒61号機は、前操者の西野雄貴(31=徳島)からチルト3度の強伸び仕様のセットで引き継いだもの。3日目まではチルト0~1・5度でレースに臨んでいたが、4日目の準優勝負駆け2走は、ともに6コースからチルト3度にチャレンジ。前半4Rは3着を確保。「新たな発見ですよ!フルダッシュで質のいいスタートを行ければまくれそう」と興奮気味に話し、後半9Rでは見事、大外からまくりを決め勝負駆けを成功させた。

「伸びはみんなにいいと言われました。優出を目指して沸かせられるように頑張ります」と不敵な笑み。準優戦のチルト角度は要チェックだ。