ボートレース若松の「若松夜王シリーズ第1戦ポカリスエットカップ海属王決定戦」は25日、予選最終日の3日目を迎える。ここまでは渡辺浩司(37=福岡)が4戦3勝2着1回の大暴れ! 得点率首位を独走している。
一方、この日6Rをまくり差し、12Rを逃げ切って連勝ゴールを駆け抜けた山田祐也(32=徳島)が一躍、得点率3位に浮上してきた。
今節では上位評価できる32号機を手にしているが、その機力については「足は普通あるけど、水面のせいか乗り心地は良くない」と仕上がりは発展途上の口ぶり。「きれいに乗れるようになれば出足は良くなりそう。手前のかかりと出口の押しを求めて、プロペラ調整をします」と舟足の上積みに向けて余念がない。
今月4日に行われた三国GⅡ「モーターボート大賞」で特別戦初優勝を飾ったばかりで近況は充実一途。「SGはメモリアルに3回出たことはあるけど(すべてレース場の推薦)、初めて自力でSGの権利(来年3月大村クラシック)を取れたので、ホッとしました」とうれしそうにしていただけに、その真価を発揮するシリーズにするつもりだ。