
ボートレース尼崎の「ダイスポカップ争奪~まくってちょーうだい!!~」は23日、白熱の予選最終日=3日目を迎える。
予選2日目を終了して、2、1、1着で得点率トップに躍り出たのが鈴谷一平(26=兵庫)。これまで2優出があるもののV経験はない。鈴谷は「伸びはいいですね。ただ、つながりが良くなくて、出口でキャビっている」と課題も残しているが、予選トップ通過のチャンスがあるだけに3日目もキッチリと上位着を目指す。
一方、伏兵ながら、虎視眈々と準優進出を狙っているのが金田智博(23=福井)。
2日目6Rは3コースからまくり快勝。初日前半戦はピットで他艇と接触するアクシデントで欠場(選責外)となった上に、後半戦ではイン逃げを決めながらも、待機行動違反(減点7)と不運も重なった。
それでも、日またぎで連勝として「足はいいですよ。ただ、思ったほど伸びていなかった。むしろグリップ、乗り心地がいい。それに気持ちも切り替えられている」と、しっかりと前を向いている。
今回の企画戦については「そりゃ、まくりたいですよ。F1本持っているので早いスタートは行けていないだけ。転覆とかはあまりしないので、F2ならないことだけを考えている」と、腕を撫している。この日の“まくり”勝ちの副賞としてメロンをゲットすると、“あともう1回、2回”とやる気満々でいる。
現在の得点率順位はボーダー下の22位と厳しい勝負駆けとなるが「ダッシュ枠が残っているので伸びをもっと良くしたい。チルト0・5~2・0で行くつもり」と、あくまでもまくりでの勝負にこだわるつもりだ。
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