ボートレース徳山の「日本財団会長杯争奪戦」は21日、4日目が終了。準優3番は全てイン逃げ決着。最終日(22日)の12Rで行われる優勝戦に出場するベスト6が決まり、予選トップ通過だった塩田北斗(33=福岡)がポールポジションを手にした。

 V本命は機力上位でイン巧者の塩田にはなるが、穴で注目したいのは3号艇の益田啓司(42=福岡)だ。10R準優は6号艇・村上純(46=岡山)の前づけもあり、深インとなったものの、森永淳(40=佐賀)の攻めをしっかり受け止めての逃げ切り快勝。優出一番乗りを果たして安堵の表情を見せた。「足は回った後がいい。直線も悪くない。下がることはない」とタッグを組む30号機の舟足も良好だ。

 当地は「めっちゃいいですよ。悪いイメージがない」と好相性をアピール。優勝戦に向けて「精いっぱいのレースができれば」と静かに闘志を燃やす。センターからの一撃に期待したい。