ボートレース芦屋のSG「第26回オーシャンカップ」が20日、開幕する。前検日の19日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われ、各選手が精力的に動き回った。

 そのS特訓後に「悪くないね」と笑顔でピットに引き揚げてきたのが、ベテランの金子龍介(48=兵庫)だ。今節タッグを組む64号機は2連対率30%足らず。前節は地元の渡辺浩司(37=福岡)がエンジン出しに苦しんだ。

 ただ「パーセント以上に動いてる。班では一緒くらいで(2連対率)50%の寺田祥選手にも出てこられる感じはなかったからね。乗りにくさは気になったけど、まだペラも合っていない。もうちょい出せそうやね。ペラに集中します」と、感触はまずまずで、調整の方向も定まった様子。

 芦屋は実に3年半ぶりの出走とブランクがあるだけに「めちゃ早かった」と前検時点では合っていなかったスタート勘を、序盤の内につかんでおきたいところだ。