ボートレースびわこのGⅡ「モーターボート大賞」は15日、予選3日目を終了。16日は予選最終日の4日目を迎える。

 2日目(13日)まで得点率トップだった沢田尚也(22=滋賀)が、この日1回走りだった7R6号艇で6着に大敗して3位に後退。代わって首位に浮上したのは川北浩貴(49=滋賀)。9Rの1号艇をしっかりモノにして、4戦1勝ながら2着3回として、オール2連対をキープする好リズム。

 川北は「伸びで下がらなくなって足のバランスが取れてきた。出足には◎がつく。乗りづらさもないし」と機力に関しては不足ないデキにあるようだが、「ただ、体感的に重さを感じるし、ケガ明けからスタートが行けていないから」と、不安も口にした。それでも現在3節連続優出中の快速66号機とのタッグだけに、このまま予選トップ通過を狙うつもりだ。

 一方、今節3人がチャレンジしている女子選手も奮闘している。5戦未勝利で得点率28位と低迷している松本晶恵(34=群馬)は“蚊帳の外”の感もあるが、中村桃佳(28=香川)が14位、大山千広(25=福岡)も23位と、予選突破の可能性を残している。