ボートレース児島のGⅢ「オールレディース 第33回瀬戸の女王決定戦」は15日に予選3日目を終了。4日目(16日)は準優勝戦進出を懸けた予選最終日を迎える。

 3日間を終えて5戦4勝2着1回と、準パーフェクトペースの浜田亜理沙(33=埼玉)が得点率トップに立っている。2位に田口節子(40=岡山)、3位に渡辺優美(28=福岡)が続き、初日12Rドリーム戦の1~3着選手が順当に得点率上位を形成している。

 一方、好調な地元勢の中でも、パワー上位に名を連ねているのがベテラン・森岡まき(47=岡山)だ。ここまで1、3、2、3、2着と5戦オール3着以内でまとめ、得点率4位と大健闘。予選最終日のさらなる躍進をもくろでいる。

 2連対率38%の25号機を駆り、序盤から舟足は力強く「回った後が良くて、乗り心地も、だんだんと上向いていますね」と調整面に不安はない。オマケに今節は5走すべてコンマ10~14と、スタートがしっかり決まっているのが最大の好走の要因で「ほぼ全速で行けているし、自分が思ったより届いている」と、踏み込みには自信を深めている。

 得点率争いではトップ3とやや差が開いている状況だが、4日目12Rは浜田、田口との直接対決。一発大逆転での準優戦1号艇獲得のチャンスも残されている。