14日に行われたボートレースびわこのGⅡ「モーターボート大賞」2日目は“水神祭”ラッシュとなった。

 まず3Rで楠原翔太(30=福岡)が差し切り勝ちを収めると、6Rは地元・沢田尚也(22=滋賀)、さらに8Rでは定松勇樹(20=佐賀)がイン逃げで快勝。3人そろってGⅡ初白星を飾った。

 恒例の“儀式”(初勝利や節目の勝利などを祝う独特の儀式)はGⅡ初参戦の沢田と定松が希望する形で行われ、2人が大時計前の水面に飛び込んだ。

 沢田は「今節はドリーム戦にも選んでもらったし、どのレース場よりも地元でできてうれしい。次は予選突破を目指す」と喜べば、定松も「うれしいです。水面に投げてもらって良かった」と満面の笑み。一方の楠原も「ホッとした。でも、まだ予選突破ではないので、ここからが勝負です」と、かぶとの緒を締め直した。

 ちなみに3人は楠原が109期、沢田が121期、定松は125期と、いずれも養成所修了記念チャンピオンだった。今節はもちろんのこと、今後の活躍がますます楽しみだ。