ボートレース若松の「第39回日本財団会長杯」は13日、予選2日目の熱戦を終了した。

 ここまでは高浜芳久(48=広島)と重木輝彦(33=兵庫)が3戦2勝2着1回のオール2連対キープと好調だが、地元の今井貴士(36=福岡)も4戦して1勝2着2回3着1回と、4着以下なし。エンジンの気配も良好そのものだ。

 今節は初日「ドリーム戦」をインコースから逃げて制したが、当時は1号艇=絶好枠の恩恵が大きかっただけで、舟足に関しては中堅レベルといったムードだった。

 それが2日目2Rで6コースから3着とするや、後半6Rでも3コースから2着。いずれも追い上げて着を上げて来たモノでその価値は高い。

 今井は「プロペラを叩いて、初日よりもターンの食いつきが良くなりました。出足は◎、伸びは普通という感じ。でも、道中で追い上げが利いたし、好きな体感ですよ」としっかりと舟足を上昇させとあって表情はすこぶる明るい。
 
 地元・若松は2013年1月に「九州地区選手権」のGⅠタイトル獲得歴がある好相性水面。今年は6月の下関で初Vを飾るなど、近況も好調をキープしており、今節も「予選を上位で突破できるように…」と意気込んでいる。