ボートレース下関の一般戦が12日、初日の幕を開ける。今節は7日間開催の準優進出戦となっている。

 初日12R「ドリーム戦」メンバーでは大峯豊(37=山口)、権藤俊光(34=大阪)の前検気配が良好だった。一方、予選組では江本真治(46=山口)、林祐介(36=岡山)、坪口竜也(32=長崎)、雑賀勇貴(30=大阪)らの動きが光っていた。

 中でも注目したいのは6秒65という、前検日第2位の好タイムを叩き出した坪口だ。相棒22号機は前節、菅章哉(ふみや、33=徳島)が強力な伸び仕様に仕上げて優出4着とした“伸び盛り”のエンジン。

 この日のスタート特訓後には「チルト3度でいって、直線は伸びていた」と手応え十分だった。だが「ターンの感じは良くない。スタート、起こしも難しい」と課題もある様子で「チルトは考えます」と思案顔。初日は大外枠での1走だけにその動向が注目される。