ボートレースまるがめのGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」は10日、準優3番勝負の5日目を終了し、11日最終日の12Rで行われる優勝戦に出場するベスト6が以下の通り決定した。


 1号艇・毒島 誠(37=群馬・群馬県代表)

 2号艇・峰 竜太(36=佐賀・佐賀県代表)

 3号艇・太田和美(48=大阪・奈良県代表)

 4号艇・平高奈菜(33=香川・愛媛県代表)

 5号艇・馬場貴也(37=滋賀・和歌山県代表)

 6号艇・桐生順平(34=埼玉・福島県代表)

 準優3番はイン逃げ3連発で決着。準優11Rを逃げ圧勝した予選トップ通過の毒島が、優勝戦のポールポジションをゲットした。前検日のエンジン抽選で、大注目のスーパーエース64号機を引き当てた時点で優出が〝ノルマ〟となっていただけに「選手もみんな『出ている』って言うからプレッシャーでしたよ」と苦笑い。

 予選道中では「選手人生でも1番かもしれない」と大絶賛した頼れる相棒は「行き足は問題ないし、出足もいい雰囲気。伸びで一緒くらいの人は出て来たけど、レースでの足は節一だと思います」と、完璧に仕上がった。

 当地はSG初制覇となった2013年8月の「メモリアル」(優勝戦は9月1日)を含めてSG2V、GⅠも1Vを誇り「まるがめは大好きです。もっと呼んでほしいですね」とラブコールを送るほどの好相性水面なのも心強い。

 大会連覇を狙う峰や、今節4回目の激突となる馬場、大会初の女子優出選手となった平高ら強敵もそろうが「スタートはしっかり勘通りに行けている。あと1つですね」と、最後も渾身のイン逃げを決めて、深紅の優勝旗を手に入れるつもりだ。