ボートレース蒲郡の「第13回ビクトリーカップ」は7日、準優勝戦3番を終了。8日最終日の12Rで行われる優勝戦メンバーが以下の通り、決定した。

 1号艇・池田浩二(43=愛知)

 2号艇・汐崎正則(45=愛知)

 3号艇・服部 剛(34=静岡)

 4号艇・石田章央(45=静岡)

 5号艇・花田和明(51=愛知)

 6号艇・都築正治(50=愛知)

 優勝戦には地元愛知勢が4人も顔をそろえた。主役の池田が順当にファイナルの絶好枠を獲得し、圧倒的1番人気に推されるはずだ。ただし、「準優勝戦の前に電気一式を替えているぐらいだから、足はいいことはないよ」と語る通り、機力はよくみて中堅レベル。パワーで勝るその他の愛知勢が奮起すれば波乱もありそうだ。

 狙ってみたいのは伸びを中心に上位級のパワーを誇るベテラン・花田だ。「仕上がりはずっといいよ。十分に狙える足になっているし、優勝戦だって何があるかわからないからね」と打倒・池田に向けて、不敵な笑みを浮かべている。

 昨年11月の当地戦ではフライング艇が出た恵まれとはいえ、6号艇(4コース)で優勝しており、再び“紛れ”があればチャンスだ。

 もちろんエンジンの仕上がりには納得しており「今節はスタートを全速で行けていないけど、全速なら伸びていくからいいところはあると思うよ」と進入争いから積極的に存在感を示して、波乱演出をもくろんでいる。