初のナイター開催となるボートレースまるがめのGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」が6日、熱闘の幕を開ける。

 近況、噴きに噴きまくっている注目のスーパーエース64号機はドリーム組の毒島誠(37=群馬)がゲットした。

 当地はSG2Vなど相性も抜群で、もちろんナイターも大得意! まさに「鬼に金棒」状態だ。6秒65の前検一番時計をたたき出すと「特訓は素晴らしかった」とコメントも“超抜”。一躍V大本命に浮上した。

 そんな毒島を追うのが64号機に次ぐ存在でバランス型の優良機・52号を得た篠崎仁志(33=福岡)だ。福岡は出身選手が最多の都道府県で、過去2回は総大将の瓜生正義(今回不参加)が出場。念願!?の初出場とあって気合もパンパンで「足自体は余裕があるかな」と好感触だ。

 一方、予選スタート組では、調整さえ合えば上位級の足になる57号機を得た前本泰和(49=広島)、レース足がいい9号機の守田俊介(45=滋賀)もまずまずの動きを披露した。

 特に前節の児島SG「グランドチャンピオン」を制し、勢いに乗る前本は「出ているエンジンだと聞いたので、前検日はプロペラを叩きませんでした」と余裕の表情。自身が得意とする出足、レース足系を引き出す調整に成功すれば、2強を脅かす存在となるはずだ。