ボートレース徳山の「スカパー!・JLC杯 徳山ルーキーシリーズ第10戦」は4日、予選3日目が終了。5日は準優勝戦進出の18強が決まる予選最終日を迎える。

 ここまでは2日目から3連勝で5戦4勝、3着1本とした村上遼(29=長崎)が得点率10・20でトップに立った。続く2位は6戦2勝でオール3連対の井上一輝(27=大阪)。3位には地元・石川諒(32=山口)がつけている。また、黒野元基(25=愛知)、栗城匠(26=東京)、前田篤哉(24=愛知)、木谷賢太(25=香川)らも僅差で追走中。準優戦の好枠番争いは混戦模様だ。

 一方、現在得点率16位につける柴田直哉(31=福岡)も動きは上々! ここからの動向に注目していきたい。

 ここまで3、3、1、2、4着と大敗のない安定感を披露している。相棒15号機は「変わらずですよ。前回に乗った(72号機)やつよりはヒケを取るけど、(機率)16%の感じではない。30~40%の感じがあります。出足は普通だけど、伸び中心にいい。乗り心地も悪くない。あとは微調整でいい。もう大きなことはしない」と仕上がりは良好だ。

 当地は先月に参戦したばかり。当時は予選突破を果たしたが、準優戦は3着となり、惜しくも優出を逃している。「(徳山の水面は)以前こそ嫌いだったけど、前回戦でいいイメージができた」と苦手意識を払拭している。

 準優進出のボーダーを6.00と想定すると2走8点が条件となるが「目の前の一走一走をしっかり走りたい」と予選ラストもきっちりと締めくくるつもりだ。