
ボートレース三国のGⅡ「モーターボート大賞」は3日、シリーズ最大のヤマ場となった準優3番勝負が行われた。その結果、4日最終日12Rで争われる優勝戦の出場メンバーが以下の通り決まった。
1号艇・山田 祐也(31=徳島)
2号艇・豊田健士郎(25=三重)
3号艇・中島 孝平(41=福井)
4号艇・坪井 康晴(43=静岡)
5号艇・武田 光史(47=福井)
6号艇・金子 賢志(30=群馬)
予選トップ通過を決めた山田が佳境の準優10Rで、インコースからコンマ05のトップスタートを決めて逃げ切り快勝! ファイナルのポールポジションを勝ち取った。
準優戦後は「スタートはいいタイミングで行けました」と、してやったりの表情。舟足に関しても「4日目は調整が合っていなかったけど、(5日目は)いい状態の足に戻っていた。立ち上がりが良くて、回り足は上位クラス。足は仕上がっています」と、太鼓判を押した。
2020年2月、まるがめ「四国地区選手権」でGI初優出。しかも優勝戦1号艇を手に入れながら2着に惜敗、悔しい思いをした。「同じ失敗はしたくないし、今回はどうしてもリベンジしたい。何よりも、勝てば来年のSGクラシックの出場権が手に入る。自分の力で取った実感が欲しい」と、自然と言葉にも力がこもった。
最終日は『向かい風7~8メートル』の強風予報だが、「風が変わっても条件はみな一緒。しっかりとスタートを行って先に回れば大丈夫!」とVへの青写真を描いている。
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