【SG「チャレンジカップ」&GⅡ「レディースチャレンジカップ」下関】賞金ランキングの推移

2014年11月20日 11時59分

「クラシック」で有言実行Vを決めた松井繁

 今年のマネーバトルもいよいよ最終章を迎えるが、その前にここまでの賞金ランクの推移を振り返っていこう。

★「クラシック」終了時:まずスタートダッシュを決めたのは王者・松井繁だ。「グランプリより大事」と強い気持ちで臨んだ14年SG第1弾の尼崎「クラシック」で有言実行のV。近年はすんなりグランプリ出場を決められずに苦労したが、今年は春先で早くも当確とした。

「オールスター」は菊地が復活。5年ぶりのSG優勝だ


★「オールスター」終了時:14年SG第2弾「オールスター」では近年のSG戦線で影を潜めていた菊地孝平が5年ぶりのSG優勝。劇的な復活劇を見せつけ、今年から始まったメダル授与の金メダリスト第1号となった。それでも賞金ランキングは松井に及ばず第2位止まり。クラシック終了時には12位だった山崎智也が3位に、同じく20位以下にいた今村豊が5位へと躍進した。

「グラチャン」勢いに乗る菊地がSG連覇。左は貴乃花親方


★「グラチャン」終了時:続くSG第3弾・浜名湖「グラチャン」——。ここでもこの男・菊地孝平に“神風”が吹いた。前SG「オールスター」制覇で完全に息を吹き返したのか優勝戦4号艇にもかかわらず、4カドから電光石火の速攻Sを決めてまくり一撃で圧勝。驚異のSG連続制覇をやってのけた。これで菊地が松井を抜いて賞金トップに浮上。以下、上位陣に大きな変動はなかった。

「オーシャンC」吉田拡郎がイン逃げでSG初V


★「オーシャンカップ」終了時:夏〜秋には“ニューヒーロー”が続々と誕生、艇界を盛り上げた。まず14年SG第4戦・まるがめ「オーシャンカップ」は吉田拡郎がイン逃げ快勝。ビッグレース初制覇を成し遂げた。この優勝で吉田はランキング14位(グラチャン終了時)から一気に3位に急浮上。念願のグランプリ初出場を決めた。また準Vの浜野谷憲吾が圏外から第10位に躍進した。

「メモリアル」白井英治が悲願のSG制覇。右は今村豊


★「メモリアル」終了時:さらに“晩夏の祭典”若松SG「メモリアル」では長らく「タイトルに最も近い男」と言われ続けた白井英治が強力エンジンを味方に大暴れ。悲願のSG初優勝を果たし「無冠の帝王」を返上した。この優勝で菊地孝平、松井繁に続く、賞金ランク第3位にジャンプアップ。

 準優勝した辻栄蔵、3着した寺田祥がいずれも圏外からそれぞれ10位、12位に急上昇した。

「ダービー」仲口博崇が初の栄冠で一気に8位へ(左は茅原、右は菊地)


★「ダービー」終了時:そして直近、先月のSG第6弾・とこなめ「ダービー」では仲口博崇が苦節24年目で初の栄冠を手にし、80位付近から一気に8位までジャンプアップ! 一発逆転でグランプリ当確圏内に突入。また準Vと健闘した茅原悠紀が12位に浮上した。また忘れてならないのが山崎智也だ。SGでは優出すらないもののGⅠ・5勝の荒稼ぎ。賞金ランク第3位につけている。

「レディースチャンピオン」ベテラン水口が初のGⅠ制覇


★「レディースチャンピオン」終了時:女子の賞金バトルは中堅〜ベテラン勢がリードしてきた。女子選手が出場する高額レースといえば8月のプレミアムGⅠ「レディースチャンピオン」(三国)。ここで悲願の初GⅠを制した水口由紀が賞金1000万円を獲得してトップ浮上、。同大会準Vの寺田千恵は一般戦でもコンスタントに活躍して、水口に次ぐ2位を維持している。

 昨年は男女混合GⅠ制覇などでダントツだった平山智加は今年、わずか1Vと苦戦したが、記念戦線のあっせんが多く、SGやGⅠで賞金を加算して3位につけた。

 そのほか平高奈菜、日高逸子、三浦永理、鎌倉涼など実力者も順当に12枠圏内。守屋美穂、魚谷香織らは圏外からの一発逆転を狙う。なお年頭から優勝を量産して6Vと活躍した田口節子は残念ながらチャレンジ、クイーンズCともに辞退した。