ボートレース蒲郡の「ランドパワー杯争奪 ヴィーナスシリーズ第6戦 ムーンライトプリンセス決定戦」は27日に予選3日目を終了。4日目(28日)は準優勝戦進出をかけた予選最終日に突入する。

 3日目を終えて得点率首位に立ったのは三浦永理(38=静岡)で2位に倉持莉々(27=東京)、3位に渡辺優美(28=福岡)と続いている。

 予選ラストの勝負駆けで注目したいのは、B級勢の中では最上位の得点率10位につけている滝川千依(25=広島)だ。

 予選突破へ向け一番の試練となる3日目3Rの6号艇を2着で〝クリア〟。5コースから先まくりを打った同県の先輩・海野ゆかり(47=広島)に乗って外マイで食い下がった。後半11RもA級強豪相手に2着と健闘。動きは秀逸だ。

「前半は展開が良かったのもあるけど、エンジン(の特性)なのか、伸びはずっといいですね」。31号機は機率こそ27%と低いが、〝数字のないエンジン〟の中では最高評価もできる好素性機だ。

 予選ラストの勝負駆けにも楽しみは十分残しており、「蒲郡は乗りやすくて好きですね」と声も弾む。機力、乗りっぷりとも上々で昨年8月の宮島以来の準優勝戦進出に期待は高まる。