ボートレース住之江の「2021マクールカップ」は25日、2日間の予選を終了。26日の3日目は準優3番を迎える。

 シ烈な得点率争いは井上忠政(25=大阪)が田中和也(36=大阪)を逆転して予選1位通過を決めた。得点率争いで地元ワンツーを決めた井上、田中和も、もちろん気合十分でいるが、7位につけた塩田北斗(33=福岡)もエンジン気配が上昇しており、侮れない存在となった。

 2日目5Rは大外6号艇だったが「すんなり6コースはないですよ」というコメント通り、5コースへ進入。鮮やかなまくり差しを決めて1着ゴール。初日6着大敗の後1、1着(後半12R=6着=一般戦のため予選とは無関係)と、見事に巻き返しに成功した。

 舟足に関しても「まだ体感はしっくりきていないけど、初日後半から伸びが一緒くらいになってきたし、2日目もその伸びが落ちずにレース足が良くなった」と表情も明るい。

「これでプロペラ調整の方向性も見えてきたので、ここからしっかりと煮詰めます」と、ヤマ場の準優ラウンドに向け、さらに万全に仕上げて、若松→下関に続く、3節連続優出を目指す。