ボートレース福岡の「県内選手選抜・九州プロレス杯」は26日、予選最終日の4日目を迎える。3日間を終えて中田達也(27=福岡)が得点率トップに浮上。節一級のパワーで上位着を積み重ねている。

 一方で得点率17位とボーダー付近で4日目を迎えることになったのが三川昂暁(32=福岡)。序盤は機力不足に苦しんでいたが3日目1Rは見せ場十分だった。大外6コースから1Mは最内へ。引き波を力強く越えて2番手争いに加わると、2Mで一気に振り切った。

「3日目が今節で一番マシ。回り足が上向いて戦える感じが出てきました。レース後は時間があったので本体を洗浄しました。大幅な上積みは難しそうなので、ゾーンを外さないようにしたい」と調整の方向を見定めた。

 5月の期代わり以降は予選落ちが続いており、近況はリズム低調だったが、地元戦で復調のきっかけをつかみたいところだ。気合の勝負駆けで準優進出を狙う。