ボートレースまるがめの一般戦は24日、シリーズ最大のヤマ場となった準優3番勝負が行われた。その結果、25日最終日の12R優勝戦に出場するベスト6が、以下の通りに決まった。

1号艇・石橋道友(39=長崎)
2号艇・辻 栄蔵(46=広島)
3号艇・渡辺和将(31=岡山)
4号艇・高浜芳久(47=広島)
5号艇・松山将吾(26=滋賀)
6号艇・別府昌樹(45=広島)

 予選トップ通過の石橋が準優11Rでも危なげなく逃げ切り、優勝戦1号艇を手にした。今節はまるがめが誇るスーパーエース64号機を手にして怒涛の快進撃を披露している。

 振り返れば、前検時には「起こしが悪いし、ターンも悪かった。いいエンジンの感じがしない…」と、不安交じりの様子だったが、いざフタを開ければご覧の通り。初日ドリーム戦で2着に惜敗した以外はすべて1着という圧倒的なレースぶりで、まさに“独壇場”のシリーズとなった。

 準優戦後には「全部の足が良くて節一。周りとの差という意味では選手生活で一番出ている。すごいエンジンです!」とまで言い切る、猛烈な噴きっぷりだ。優勝戦も1号艇だけに、もはや負ける要素はほぼ見当たらない。

 当地では7月6日からGⅡ「第3回ボートレース甲子園」の“ビッグレース”が開催される。もちろんこの64号機が超注目機。これを手にした者が、間違いなくV最有力だ!