ボートレース徳山の「レノファ山口カップ」が24日、熱戦の幕を開けた。

 初日メインの12R「ドリーム戦」は1号艇・江夏満(40=福岡)がすんなり逃げ切り快勝! 前半8Rの2コースまくりに続く白星奪取で、ただ一人の連勝発進を決めている。舟足も上々のデキだけに、このままシリーズをけん引していきそうだ。

 一方、2、1着発進とした木場雄二郎(40=山口)、1走1着の渡辺雄一郎(35=大阪)、女子レーサーながら3、2着と好走した西岡育未(26=徳島)らの動きの良さも光っていた。

 ここではその西岡に注目だ。前半6Rは5コース発進から3着。続く11Rでは3コースからのまくり差しで、一旦は先頭に抜け出したものの道中、宇土泰就(50=福岡)に逆転を許して2着に惜敗した。

 レース後は「後半戦はミスをしました」と悔しさをにじませていた。ただ、舟足については「足は良かった。乗りやすいのが気に入っている。行き足に余裕があった」と最近3節連続で予選突破と勢いのある72号機は〝ほぼ完調〟といったところ。

 その他の女子レーサーが苦戦を強いられた初日にあって唯一、大健闘をアピール。中盤戦以降も強豪男子を相手に奮闘をみせるつもりだ。