ボートレース児島のSG「第31回グランドチャンピオン」が22日、開幕する。それに先立ち、21日の前検日はエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 初日ドリーム戦の1号艇に選出された峰竜太(36=佐賀)は若松「オールスター」に続く、SG連続Vがかかる。「そこまでみんなが思ってるほど優勝は狙っていない」と話すが、「児島は記念でも結構、活躍させてもらっている」と得意する水面だ。前検気配も直線を中心にまずまず。グラチャン初制覇へ、まずは好発進を決めたいところだ。

 ドリーム組の残る5人は似たような足色。梅雨時ということもあり、回転の鈍さを口にする選手が多く、真の評価は今後の調整次第ということになりそうだ。

 ドリーム組以外では菊地孝平(42=静岡)が力強い直線の伸びを披露しており、注目株といえそう。当地は2010年の58周年、昨年10月の68周年とGⅠ2Vをマークするドル箱プール。「何となく好きな水面。よく呼んでもらえるし、エンジンが出ることは多い」と調整に自信満々な点も心強い限りだ。