ボートレース大村の一般戦は20日最終日、準優3番勝負を勝ち上がったベスト6によって優勝戦が争われる

 その5号艇に乗艇するのがベテランの市川哲也(52=広島)だ。19日(6日目)の準優勝戦10Rで2着を取り切り、これで大村では2017年1月のGⅡ「モータボート誕生祭」から9節連続優出(目下連続V中)とした。

 レース後は「奇跡です! (6日目は)前半レースから体感が良くなかったし、今回ばかりは優勝戦に乗れるとは思っていなかった」だけに、さすがの勝負強さを見せつけた格好だ。これで当地3連覇に加えて、通算100回目の優勝達成への夢をつないだ。

 現状は決して威張れる足色ではないが「(内枠の)小池君にスタートで頑張ってもらって、1Mも攻めてくれればチャンスはあるかな。彼は初Vがかかっているの? なら、哲也―哲也でいきたいね」と青写真を描く。

 当然、その小池にしても「初優勝はしたいですし、優勝戦は集中して行く!」と闘志を燃やしているだけに、市川に絶好の好展開が開けるシーンも十分にありそうだ。