ボートレース蒲郡の「蒲郡市観光協会会長杯争奪 蒲郡あじさい特別」は19日、予選3日目を終了。20日(4日目)は準優勝戦進出を懸けた予選最終日を迎える。

 3日間を終えて得点率首位に立ったのは、6戦2勝2着4回と、ただ1人オール2連対をキープしている田中和也(36=大阪)だ。16号機はレース足を中心に仕上がりも良く、機力、レース内容ともに充実してシリーズリーダーを務めている。

 準優勝戦へは得点率上位18人が進出する。ボーダー近辺に位置している勝負駆け選手の中では機力面も評価して、16位につけた松本浩貴(48=埼玉)に注目したい。

 序盤からレース足が上位クラスで3、3、3、2着として迎えた3日目9Rは大外6コース発進とあって、展開なく5着大敗となったが、機力に関しては変わらず高いレベルで安定している。

「出足、回り足を中心に今節はずっといい状態できていると思いますよ。伸びでは上がいるけど、これで十分。この足で納得しなかったら原田選手(幸哉、45=長崎)に失礼ですからね」と笑った。

 松本が駆る17号機は前節のGⅠ「開設66周年記念」で原田がきっちり仕上げており、微調整でいい状態を引き継いでいるだけに、プロペラの状態には全幅の信頼を置いている。