ボートレース住之江のGⅢオールレディース「大阪スポーツ賞 第32回アクアクイーンカップ」が17日、12Rで優勝戦が行われ、平高奈菜(33=香川)がインから逃げて今年4回目、通算では27回目のVを飾った。

 優勝戦の進入は枠なり3対3。5コースから宇野弥生(35=愛知)がコンマ02の好スタートで飛び出してきたが、1号艇の平高は1M、しっかり先マイを決め、そのまま他艇を振り切った。

「1Mのターンの見え方も悪かったし、回ってから(鎌倉)涼(32=大阪)ちゃんがいたので、バックの直線に入るまで緊張した。それに、前節のからつの優勝戦で2着に負けていたので、今回は勝てて良かったです」とホッとした表情を見せた。

 この後にはSG・第31回グランドチャンピオン(22日開幕、児島)が控えている。そのSG戦、出場する女子選手は平高だけだ。「児島は紅一点ですけど、レースを走るからには準優に乗りたいです」と、強敵揃う中での奮闘を誓った。