ボートレース住之江のGⅢオールレディース「大阪スポーツ賞 第32回アクアクイーンカップ」は16日、最大のヤマ場となった準優3番勝負が行われた。その結果、最終日(17日)12R優勝戦の出場メンバーが以下の通り決まった。

1号艇・平高 奈菜(33=香川)
2号艇・海野ゆかり(47=広島)
3号艇・鎌倉  涼(32=大阪)
4号艇・大滝明日香(41=愛知)
5号艇・宇野 弥生(35=愛知)
6号艇・実森 美祐(24=広島)

 予選トップ通過だった平高が準優11Rを悠々と逃げ切り、優勝戦1号艇を手にした。機力は「良かったですよ。夜の方がいい。直線はいい人がいるけど、スタートの感じが気に入っている。先に回れば問題ない」と自信たっぷり。今年4Vは目前だが、それを阻止しようとするのが地元の女子エース・鎌倉だ。
 
 準優10Rはインから落ち着いたレース運びで逃げ快勝。今節は2連率26・3%のエンジンに「中堅がいっぱい」と苦戦していたが「やっとペラ調整が合ってきました。エンジンを考えたら合格です。乗れるようになったのが大きいですね」とホッとした表情を浮かべた。

 2021年後期適用勝率は女子トップとなる7・67をマーク。ただ、地元水面ではなぜか優勝歴がない。「全然意識してないんですけどね。前回(昨年12月)もそうですけど、❷着が多いですね」と何度も悔しい思いをしている。

 優勝戦は3号艇。「本体の整備をしてないので上積みを狙って整備士さんに相談します。スタート勘も合ってきたし、乗ったからには優勝したい」と地元初Vに闘志を燃やしていた。