ボートレース住之江のGⅢオールレディース「大阪スポーツ賞 第32回アクアクイーンカップ」は15日、早くも予選最終日を迎える。

 ここまで1、1、1、2、2着。5戦オール2連対として得点率トップをキープしているのが平高奈菜(33=香川)だ。今節はエンジン、ボートとも2連対率が10%台と低率で、先行きが不安視されていたが「プロペラが合わないと、足は中堅でいい人には負けるけど、合えば中の上になる」と、さしたる不満はなさそうだ。

 平高以外にも、2位につけた川野芽唯(35=福岡)や、4位の鎌倉涼(32=大阪)と、100期同期トリオの活躍が目立っている。特に地元の鎌倉は現状のエンジン気配こそ平凡ながら、ここからしっかりと修正してくるはずだ。

 一方、V有力候補だった遠藤エミ(33=滋賀)は3日目後半12Rを逃げ切り今節初白星を挙げたものの、序盤に6、6、2、6着の大敗が続いた上に、3日目前半8Rで節間2回目の『失速』を犯し減点7。まさかの予選敗退を喫し「後半戦の足は良くなっていた。ただ、遅かったですね…」と悔しさをにじませた。