ボートレース住之江のGⅢオールレディース「大阪スポーツ賞 第32回アクアクイーンカップ」が12日に開幕した。

 初日から鎌倉涼(32=大阪)、平高奈菜(33=香川)、遠藤エミ(33=滋賀)ら人気と実力を兼ね備えた女子トップレーサーが火花を散らす激しいバトルが展開されているが、その一方で、半年ぶりの実戦復帰を果たし、その喜びをかみしめたのが森田太陽(26=滋賀)だ。

 復帰戦となった初日1Rは3コース発進。1Mで果敢に攻める動きを見せたものの行き場がなく、外に流れてバックストレッチで後退し5着。舟券貢献はかなわなかったが久しぶりのレースを最後まで走り切った。

「左足の筋肉系のケガで休んでいて、昨年12月のびわこ以来の復帰です。まずは無事故で終えられて良かったです」とレースを振り返った。「今シリーズはまずレース勘を取り戻すことが一番。次は7月の尼崎ヴィーナスS、そのあとに住之江ヴィーナスSと続きます。焦らずしっかり体を慣らしていきます」と前を向く。

 予選2日目は3R5号艇、8R4号艇で登場する。2走ともダッシュ戦になりそうだが復帰初の舟券絡み(3着以内)を虎視眈々と狙っている。