【ルーキー通信簿】びわこ軍団の後継者・沢田尚也に師匠・馬場貴也がエール「記念やSGで一緒に走れる日を心待ちにしています」

2021年06月10日 19時34分

7月からA2に初昇格する沢田尚也

◇沢田尚也(22)滋賀支部121期

 デビューから3年5か月となる今年4月の三国でうれしい初優勝。2021年後期適用勝率は自身初の6点超となる6・03をマーク。7月からはA2に初昇格することも決まっている。

 2017年11月のデビュー以来、順調にステップアップしてきた。ここまでの過程を「いろいろ失敗もあったけど、楽しいことが多かったですね。初優勝はうれしかったですね。ずっと優勝したいと思っていたので良かったです。B級のうちにできたのが良かったと思います。A2級になれたことも良かったです」と振り返る。

 その一方で、さらなるレベルアップに向けて汗を流す。「調整面が課題ですね。ペラ調整とかエンジンの整備とか失敗が多いので経験を積んでいきたい。ベストの状態で乗れるようにしたい。調整面に重きを置いて技術も向上できたらいいですね」。

 師匠の馬場貴也も「良くないエンジンを引いたときにどうしのいでいくかですね。今後どうエンジンを出していくかは上を目指すには必要になってきます」と調整力の向上が出世につながるとアドバイスを贈る。

 そして、馬場はもうひとつ〝金言〟を授けている。「スタート事故が多いのが、もったいない。ターンはうまいし展開を突く力もある。ムチャクチャ早いスタートは行かないように、旋回で勝負しろと言ってます。上の舞台ではスタートを行かないといけない時もあるけど、次のステップに行くためにもスタート事故で損するなと言ってます」。

 今年3月にも通算5回目のフライングで4月中旬から5月下旬までレースに出場できなかった。沢田自身も「A1になって記念やSGで乗れるようにしたいです」と〝上〟の舞台での活躍を目指している。だからこそ師匠は出場機会を失うフライングの重さを説くのだ。

 滋賀支部といえば現在、守田俊介、馬場、丸野一樹が記念戦線を主戦場にして活躍。沢田は、その「びわこ軍団」の系譜を引き継ぐ若手の一人だ。馬場も「努力家でボートで強くなってやろうという気持ちが伝わってきます。何でも吸収してやろうという気持ちを評価しているし、自分もその姿勢に刺激を受けています。先輩の言うことを素直に受け止めてくれています。貪欲さを忘れずに成長して欲しいです。記念やSGで一緒に走れる日を心待ちにしています」と熱い思いを抱きながら愛弟子の成長を見守っている。

☆さわだ・なおや 1999年2月1日生まれ。滋賀支部所属の121期生。京都府出身。2017年11月のびわこでデビュー。1か月後の12月びわこで初勝利。今年4月の三国で初優勝。通算1V。同期には高橋竜矢、竹下大樹、来田衣織らがいる。

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