ボートレースとこなめのGⅢ「マスターズリーグ第2戦 常滑レジェンドカップ」は10日、4日間の予選を終了。5日目(11日)の10~12Rで行われる準優3個レースの出場メンバーが出揃った。

 準優各レースの1号艇を獲得したのは得点率順に江本真治(46=山口)、天野晶夫(47=愛知)、石渡鉄兵(46=東京)の3人。このうち、特にデキの良さが目立つのが予選トップ通過した江本だ。2日目からの4連勝こそストップしたが、2着2本とした4日目の立ち回りもうまさが光っていた。

 百戦錬磨のベテラン同士の戦いだけあって、道中の逆転劇が多く、結果的に接触するシーンも少なからずあるのだが、前半3Rでは1周2Mで他艇の“突進”をうまくかわし、後半11Rにしても1周目は3、4番手争いだったものの、2周1Mで全速ターンを決めて一気に2番手に浮上した。

 舟足についても「少しずつ調整が合ってきている。全体に悪くないですね。最初の(舟の)向きだけは気になるけど、そこからは押す感じがある」とまずまずの状態。

 こうなれば、2013年9月の江戸川一般戦以来となる久々Vへ、このままのリズムと勢いをキープして、最後まで“王道”を駆け抜けるつもりだ。