ボートレースからつの「桃咲まゆ杯~ほぼ女子戦~」は6日、予選最終日の4日目を終了した。

 順当に平高奈菜(33=香川)が予選トップ通過を果たしたが、ここにきてA1男子勢も意地と底力を見せつけて2位には高田明(36=佐賀)が続き、3位に吉田裕平(24=愛知)が入り、この3人が準優勝戦各レースの1号艇を勝ち取っている。

 注目の準優3番勝負では、長期F休み明け初戦ながら、予選を4位で通過した高田ひかる(26=三重)から目が離せない。〝想定外〟の活躍に本人も「復帰戦で4位なら上出来!」と大喜びしていた。

 その予選最終日は3&8Rの2走をイン逃げと、4コースからのまくり差しで連勝締め。「3日目の反省を生かして調整して、(足は)だいぶ良くなっていました。伸びは変わらず良くて、ターン回りもメッチャいい! 行き足がしっかりしてきたので、スタートの景色も見えやすくなってます」と超抜の伸びを中心に節一級に仕上げており、もはや課題はスタートだけと言っても過言ではない。

 さて、勝負どころの準優ラウンドは10R2号艇での登場。2日目11Rでは2コースからツケマイでイン川野芽唯(35=福岡)を沈めて1着を取り切っており、「2コースから自在に行きたい。優出を目指して頑張ります」と早くも気合十分だ。