ボートレース蒲郡のGⅠ「オールジャパン竹島特別 開設66周年記念競争」は3日、開幕する。現行エンジンは5月4日のGWシリーズから投入され、今節が4節目。まだ素性は固まっていないが、過去3節の動きから仲口博崇(48=愛知)、浜野谷憲吾(47=東京)、柳沢一(40=愛知)、山口剛(38=広島)、大峯豊(37=山口)、岡村仁(37=大阪)、長岡良也(37=兵庫)らは快速になりそうな予感が漂う。

 そしてもう一人、蒲郡でSG優勝経験(2011年、オーシャンカップ)がある佐々木康幸(47=静岡)も注目のエンジン36号機を引いた。

「このエンジン、前節の金子(龍介=優勝)さんが仕上げてくれていますね。それだけ感触は良かったです。出足に重さはあっても、行き足や伸びはいいですからね」

 重量級(55キロ)だけに記念に入ると足負けすることの多い佐々木だが、どうやら今回はエンジンが助けてくれそう。金子と同じタイプの仕上がりになればスリットに余裕があるはずで、5号艇で登場する初戦の8Rでは、豪快なまくり差しに期待したい。