ボートレース戸田のGⅢ「オールレディース」は1日、予選2日目の熱戦を展開した。

 2日目メインの12R「ウインビー選抜」は1号艇の田口節子(40=岡山)が危なげなく逃げて勝利。前半8Rでは6着となり連勝は途切れたものの、4戦3勝の好成績。この日は遠藤エミ(33=滋賀)が2連勝。「足はまだはっきり分からない」としながらも、エンジンが出ている「五反田(忍・47=大阪)さんと足併せで一緒」なら上位の部類。初日のメインレースで転覆失格(選手責任外)となったが、その不安を一掃した。

 さらに木村紗友希(36=静岡)も1、2着と好走を見せた。前半2Rは素性機を駆る飯田佳江(37=滋賀)を鋭く差して勝利すると、6Rは1マーク外マイで2着を確保。初日の6着大敗を取り戻した。「ペラが水をつかみだして、ターン回りがしっかりしました」と舟足のアップが好成績につながった格好だが、要因はもう一つある。

「今節は池田(浩美・44=静岡)さんと三浦(永理・38=静岡)さんと一緒なのが大きい。先輩から〝喝〟を入れてもらって集中してレースができている」と話す。

 コンビを組む64号機は5月のゴールデンウィーク開催で地元の相馬翔(19=埼玉)が転覆してから下降線をたどっていたが「初日は行き足から伸びが悪かったけど良くなった。今回は苦戦するかと思ってたけど、大丈夫みたいですね」と問題はなさそうだ。

 昨年3月のとこなめヴィーナスS以来となる、久々の予選突破を狙っている。