【水無月のヒロイン~今月の注目女子レーサー】新田有理(29)広島支部116期

2021年06月01日 16時56分

新田有理

 デビュー7年目。7月から適用される2021年後期勝率は5・39と自己最高をマークした。

 A2ボーダーの5・43にわずかに届かず初のA級昇格は持ち越しとなったが「A級になれなかったけど、あんまり気にはしていない。いつかなれると思う」と焦りの色はまったくない。

 2015年5月6日に宮島でデビュー。その節の最終日(11日)に5コースからまくって初勝利を挙げた。インパクト十分の初白星に加えて美人レーサーとしても早くから注目を集めていた。

 その素質開花を思わせるような近況の充実ぶりだ。まだ優勝はないが、通算5優出のうち今年3優出とペースアップ。初優勝も時間の問題だろう。「リラックスしてレースができている」と自然体で臨んでいるのが結果につながっている。

 昨年11月に結婚した同期の入海馨(25=岡山)の存在も大きな支えになっている。「普段の生活が楽しい。家で旦那さんと調整の話とかもするし、すごくためになっています」と充実。オフも「ドライブしたり、コインゲームやUFOキャッチャーとかをしてます。何でもないことだけど楽しいんです」と結婚が公私ともプラス材料となっている。

 そして結婚によって新たなモチベーションも生まれた。充実期に入り、通算3Vで7月から初のA1級に昇格する入海も若手の有望株。「旦那さんに恥じないようにしたい。嫁はダメと思われたくない」と強い気持ちでレースに臨んでいる。

 今後は「ケガをしない、ケガをさせない」という目標を柱に「目の前のレースは勝ちたい」と静かに闘志を燃やしている。最高のパートナーと二人三脚で悲願の初Vを目指す。

〈新田有理・6月の出場予定〉
◇6月13日~18日 宮島GⅢウェスタンヤング
◇6月29日~7月2日 まるがめ一般戦
 
☆にった・ゆり 1992年1月14日生まれ。広島県出身。広島支部の116期生。2015年5月に宮島で初出走。デビュー節の8走目に初勝利。2019年2月の宮島で初優出。昨年11月に同期の入海馨と結婚。他の同期には大山千広、梅木敬太、勝浦真帆、山崎鉄平ら。

関連タグ: