峰竜太(36=佐賀)の“圧逃”劇で31日に幕を閉じたボートレース若松のSG「第48回オールスター」。今大会は初日・25日が悪天候(強風)の影響で、まさかの「中止順延」となり、いきなり水を差された格好だったが、仕切り直して以降は順調に推移。昨今のボートレース人気を象徴するように、最終日が月曜日=平日にズレ込んだにもかかわらず、この日1日だけで41億2310万1400円を売り上げる“うれしい誤算”。今節トータルでは目標だった170億円を大きくクリアする、188億3271万6200円を記録した。

 これは200億円超を売り上げる年末の大一番「グランプリ」を除いたSGに限れば、昨年8月の下関「ボートレースメモリアル」でマークした179億5821万8000円を超えて、直近10年での最高の売り上げとなった。

 次のSGは6月22日に開幕する「第31回グランドチャンピオン」(岡山県・ボートレース児島)。こちらはデーレース(昼間開催)となるがこれもまた、大いに注目される。