ボートレース若松のSG「第48回オールスター」は29日、予選最終日の4日目が終了。5日目(30日)の9~11Rで行われる準優勝戦に出場するベスト18が決定した。
 
 予選ラストの4日目10Rで差し快勝した峰竜太(36=佐賀)が逆転でトップ通過を果たした。「出足、回り足はずっと良くて、ペラ調整をやり直して伸びも上積みができた」と仕上がりは万全だ。

 ただ、準優11Rは地元の西山貴浩、瓜生正義に桐生順平とメンバー的に一番の激戦。さらに前づけに来そうな5号艇・松井繁、6号艇・深川真二もおり、イン戦でも厳しい戦いは避けられそうにもなく「トップに立ってもこの先がしんどいけど、5年連続で1位に選んでくれたファンの応援がカバーしてくれると信じて頑張る」と、悲願のオールスター初優勝に向けて、ファンの後押しを求めた。

 ひとつ順位を落として2位となった白井英治(44=山口)が準優10Rの1号艇、4日目2走を1、2着として3位に急上昇した馬場貴也(37=滋賀)が準優9Rの1号艇を手にした。いずれも進入争いから目が離せない激戦となるのは必至だ。

 なお、4日目5Rの1周2Mで振り込んで落水し、妨害失格となった石野貴之(38=大阪)は賞典除外。3月福岡「クラシック」からのSG連続優勝の夢は消滅した。