ボートレース福岡の「創刊55周年記念 九州スポーツ杯争奪戦」は17日、いよいよ最終日を迎え、12Rで優勝戦が争われる。5日目(16日)に行われた準優3番勝負を勝ち抜いた、ベスト6が出揃った。

 1号艇・石丸 海渡(27=香川)

 2号艇・金子 龍介(48=兵庫)

 3号艇・長野壮志郎(40=福岡)

 4号艇・鳥飼  真(47=福岡)

 5号艇・秋山 広一(45=香川)

 6号艇・繁野谷圭介(47=大阪)

 絶好枠に座る石丸がVへの最短距離に立つが、ここにきて金子のトーンが急上昇している。準優10Rではトップスタートを決めるとイン先マイ。影すら踏ませず抜け出し、後続をぶっちぎって圧勝した。

「5日目はプロペラの形を一新した。これで全部の足が良うなったね。行き足はスタートが怖いくらいだし、回った後もスっと出ていく。乗り心地もいい。何ならピット離れも気持ちいいくらい」とファイナルを前に万全の状態に仕上がっている。

 今回は2年ぶりの博多だが、その前回戦が準優勝した九スポ杯。ピークの仕上げで今度こそVを狙う。