ボートレースからつの「創刊55周年記念 九州スポーツ杯」は17日が3日目。今節は準優進出戦制が敷かれているため、予選最終日の攻防が争われる。

 2日目を終えて得点率トップに立ったのは深川真二(46=佐賀)。2日目も3コースからの差しを決めて開幕から負けなしの3連勝! 得点率11・33としてダントツだ。2位につけたのは浜本優一(36=大阪)で、3位に松田大志郎(33=福岡)。松崎祐太郎(33=福岡)が4位。だが、それ以下も僅差でライバルたちが迫っており、準優進出戦4個レースの絶好枠争いからまだまだ目が離せない。

 また、2日目1Rでは、昨年5月にデビューした126期のルーキー常盤海心(ときわ・かいしん、20=徳島)が4コースからカドまくりを決めて念願の初白星を挙げた。

 7R終了後には、水面に投げ込まれる水神祭の手荒い祝福を受け、「スタート(コンマ27)は全速。遅れたと思って、フルかぶりで行きました。道中で(ターンマークを)外していたりしたけど、ゴール後は頭の中が真っ白でした。ホッとしました」と、162走目での初1着に笑顔がはじけた。