ボートレース蒲郡の「蒲郡ボート大賞」は15日に3日目を終了。4日目(16日)は準優勝戦進出を懸けた予選最終日に突入する。

 エンジン面で注目したいのは3日目終了時点で得点率6位につけている大橋純一郎(40=静岡)だ。前節の初下ろしシリーズで岩瀬裕亮(愛知)が回り足を中心にトップ級の舟足に仕上げて準優勝した62号機を駆り、軽快な動きを披露している。

 当時の出足、回り足を引き継ぎながら、スリット近辺の足をさらにパワーアップさせており「3日目に自分の思ったようにプロペラを叩いて、だいぶ良くなってますね。他との比較は何とも言えないけど、(前操者の)岩瀬がいいと言っていたのなら出ているんでしょう。今節の僕もしっかり着を取れてるんだから、やっぱりエンジン本体がいいんじゃないかな」と明言は避けたが、機力は間違いなく上位級とみていい。

 2節連続で優勝戦に進出して結果を残せば、エース機候補として名が挙がるのも間違いなさそう。逆転で準優勝戦の絶好枠を狙えるだけの快パワーを誇っており、4日目以降も大橋の動向から目が離せない。