ボートレース福岡の「創刊55周年記念 九州スポーツ杯争奪戦」は16日、開催5日目を迎えて、後半3レースで準優3番勝負が組まれている。

 予選トップ通過を果たしたのは石丸海渡(27=香川)。2位・立間充宏(46=岡山)、3位・金子龍介(48=兵庫)と続き、この3者が準優勝戦各レースの1号艇を勝ち取っている。

 一方、11Rで一発を狙うのが山口高志(39=佐賀)だ。予選ラストの4日目9Rでは3コース進入。4カドの藤山翔大(30=大阪)にマクられ、バックストレッチでは最後方に置かれたが、道中では4着まで追い上げた。

「前半(4R=5着)は乗りやすいだけだったけど、今(9R)は湿気にも対応できた。起こしだけが重かったけど、道中は追い上げが利くし、行き足や回り足はいい。伸びも悪くなかった」と、レース足は仕上がっている。

 これで博多では4節連続で予選突破。今度こそ準優の壁を越えたいところだ。