ボートレース福岡の「創刊55周年記念 九州スポーツ杯争奪戦」は12日、開幕した。初日メイン12R「ドリームレース」は金子龍介(48=兵庫)が2コースから差し切って快勝する好発進。インで2着に敗れた鳥飼真(47=福岡)も気配はまずまずで、巻き返しは十分可能だ。

 一方、初日2、3着とまずまずの滑り出しを見せたのがベテランの秋山広一(45=香川)だ。前半2Rではバック4番手から2Mをさばいて逆転。後半7Rでも一旦は差しが入っており、レース内容も悪くない。

「まだ合わせ切れていないが体感は悪くない。どの足もぼちぼちで中堅少し上くらい」と納得の表情を浮かべた。

 コンビを組む37号機は前節のGWシリーズで池永太が使用し中堅上位レベルも、伸びは上位に近い足だった。調整次第では大幅な上積みも見込めそうで、2日目(13日)以降も要注目だ。