ボートレース蒲郡の「第50回竹島弁天杯」は7日に激戦の予選を終了。5日目(8日)の9~11Rでシリーズ最大のヤマ場ともいえる準優勝戦3番勝負が行われる。

 新エンジン初戦で機力相場は未知数の中、序盤から一貫して「回り足が良くて、仕上がりには納得」と語っているのが、予選を5位で通過した鈴木智啓(35=愛知)だ。

 4日目4Rをインコースから押し切って今節3勝目をマークした鈴木は「感じはすごくいいですよ。直線に関しては、いい人に負けるかもしれないけど、回り足を中心に初日からずっといい状態をキープできてますからね」と、52号機は自他ともに認める上位クラスのパワーを誇っている。

 エンジンとともにプロペラも今節から新しくなっており、多くの選手が何らかの調整を施している中で「プロペラは何もやっていない(笑い)。気象条件が変わっても、これだけ(動きが)いいんだからエンジン自体がいいんでしょうね」と潜在パワーを実感している。

 蒲郡では3節後の6月3日にGⅠ「開設66周年記念」が控えており、この52号機は〝優良機〟としてチェックしておきたい。