◇7R井上忠政(25=大阪)
 
 2連率44%の好素性機ながら序盤は足負けする場面もあったが「調整が合って雰囲気が出てきた。スタートも行けるようになったし、3日目が一番良かった」と何とか正解にたどり着いた。「今が初日なら良かったのに…」と嘆いていたが、準優圏内と聞かされると目の色が一変。攻撃力はピカイチで好素性機のパワーも引き出してきた。渾身の攻撃で予選突破を狙う。

◇12R寺田千恵(52=岡山)

 間違いなく1号艇の大山千広が人気を集めそうな一戦だが、3日目に6着2本と不覚を取るなど、今節は気配に乏しい。それに対して寺田は節間3勝をマーク。機力面も「ペラを叩き変えて、足は良くなった。(3日目のイン戦は)先マイなら問題ないと思っていた」と上位クラスに仕上がっている。大山がスリットで後手に回ることは考えづらく、先マイは死守するとみるが、寺田が機力差でズブリと差し切る。