ボートレース福岡の「オール福岡! GW特選レース」は7日最終日、12Rで優勝戦が争われる。

 前日の準優3番勝負を経てファイナルに進んだベスト6は次の通り。

1号艇・古沢 光紀(33=福岡)
2号艇・枝尾  賢(39=福岡)
3号艇・松崎祐太郎(33=福岡)
4号艇・奈須 啓太(37=福岡)
5号艇・石川 真二(51=福岡)
6号艇・柴田 朋哉(30=福岡)

 絶好枠に座る古沢が優勝への最短距離に立つが、逆転Vをもくろむのが枝尾だ。

 準優10Rはまさに狙い通り、〝してやったり!〟のレースだった。今村暢孝が6号艇から前づけに動いて、インコースの大野芳顕は80メートル付近の、深い起こし位置。ピット離れで3コースを奪った石川がまくり差しの構えを見せたところを、4カドから一気にまくり切った。

「準優戦はいい状態だった。波の上でもグリップしていて出足、回り足がいい。伸びもいい部類だと思う。足はこれで十分です。進入? 臨機応変に。勝てる位置を探したい」と不敵に笑った。

 優勝戦も再度の2号艇となった枝尾。石川の動き次第では再び深インになりそうな状況。虎視眈々とチャンスをうかがっている。